フーチーひとりごと。
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今までに書いた手紙を全部集めると、本の2,3冊は出せるでしょう。 手紙に限らず、俺は「書く・描く」ことが好きです。字だって絵だって上手くはないけど、それはまぁ、下手の横好きって感じで凝りもせず書いている。
手紙が好きなのは、その文字や、使う言葉とかからその人の雰囲気を感じることができるから。手紙を書くのが苦手な人の手紙って特に好きで、たった1枚でも何度も読み返したり。ポン太がそう。アイツは手紙を書かない。雑誌の文通欄で知合ったけど、アイツからの返事は便箋1枚にも満たないそんなもんだった。でも、なにか惹かれるものがあったのは確かだった。他の人からも手紙はもらっていたけどみんな、2、3枚は書いてた。 けど、結局ポン太になったね。文章が上手いわけでも、字がきれいなわけでもないその手紙にはね、ニコニコマークが描いてあった。これもまた下手なマークだったけど(笑)目と口だけの3本の線でかける絵だけど、それがとても優しくてね、すごく気になった。
今でも俺は手紙は書いてる。メールが普及してきた今となっては俺もメールを使うけど、ポストに手紙が来てるとなんかうれしい。チラシと請求書入れじゃなかったんだって気付くし(笑)封筒の端を切って、中から手紙を出して、「あぁ、そう言えばこんなこと書いてたな」って数日前に思ってた事を思い出しながら、「そっかぁ、この人はこんな事を思ってるんかぁ」とか思いながらまた返事書いて。
手紙にはタイムラグがあるから瞬時に返事が欲しい場合には向いてない。けど、書き手もじっくり書いてくれるからそれなりにありがたいものです。手紙を書くのは結構労力がいります。間違えたら修正液使ったり、初めから書きなおしたり。でも、それだけしても手紙をくれるってことは何よりもうれしいことかもしれません。
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