姉上と遊んだわけだが。 姉上は心理学の勉強をしているのであります。 遊ぶというと最近は専ら心理テストのようなものばかりです。 楽しいけど、 何か俺の中身が見られているような感じでこっぱずかしいかもねぇ。 楽しいけど。
今日のは、一枚の紙を鉛筆で適当に六つに区切って、 姉上がクーピーで適当な線を描いて、 僕がその線を見て何に見えるかを線を足したり色塗ったりして 絵にしてくのです。 次は僕が次のマス目に適当に線を描いて姉上が色塗ったりします。 それを交代で六つのマスが埋まるまでやるです。
僕の→島 姉上→がいこつ 僕の→花 姉上→星空 僕の→くじら 姉上→鳥
てな感じで六つのマス目に六つ絵が書き終わったら、 「この六つを使ってお話を作れ」といわれますた。 なのでぼくは
いつも夜で星空のきれいな島がありました、 そこにはクジラが住んでいました、 クジラのおなかの中には死んだ人間のガイコツがあります、 鳥も一緒に島に住んでました、鳥は花を食べます、 ある日クジラは島を出て行きたいと思いました、 でも、行けども行けども島から離れられることができません、 鳥が「きみは此処に居るべきだから離れることはできないんだよ」、 「僕がきみの代わりに外の世界を見てきてあげるよ」、 と言うと、鳥は飛び立っていきました、 いつまで待っても鳥は帰ってきませんでした、 そのうちに島には、鳥が餌にしてた花が満開になって、 きれいな島になったので、 クジラはなんだか島を出て行かなくてもいいかな、と思うようになりました。
という話を作りました。 どこかで聞いたような?? 来月あたりに姉上、これの解析を学校で習うらしいです。 楽しみのような怖いような。怖いですねぇ。 こういう話を作るときは、主人公が自分になることが多いそうです。 俺くじらですか。 俺出て行きたいんですか。助言を受けて裏切られるんですか、 裏切られたことで幸せに暮らすんですか。
若しくはそれを願っているのだと。 俺くじらですね? 俺出て行きたいんですね、助言を受けたいのですね、裏切られたいのか? 裏切られたことで幸せに暮らしたいんですか。
その前に、おなかの中に死んだ人間のガイコツがあるってどゆことだ。
アハハハ・・早く解析してください(´・ω・`)ウゥ
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