なにがかっていうと、おひさま。朝焼けは街中で、夕焼けは田舎でみるのが好きだというお話。 6時頃の新幹線に乗ったら東京の空は朝焼けで、さて朝焼けというのはあんまり赤くないよね。夜から朝にかわるわけだから濃い青が残っていて紫、ピンク、オレンジ、赤ってグラデーションだよね。夕焼けは昼から夜にかわるからもっと黄色ぽくてだから赤も燃え上がるように鮮やかな色だ。 で、朝、ビルやらなんやらは真っ黒で、電気もあんまり使ってないからちょうど影絵のように、鮮やかな色の背景の前に黒々していて、特にオフィス街がいいんだよね。いや別の意味で歌舞伎町とかセンター街でみる朝日もいいけど。 外国へいく時、いつもやッすーいフライトチケットだからとんでもない時間にトランジットとか現地着とかある。 空港からタクシーで、そんな時間それしか交通機関がないから、市街へ向かう時とか、違う町、村へアサイチのバスで移動する時とか、朝焼けの中浮かびあがる街のカンジは今までいったどこの国でも同じ。街の、暮らしの色がみえないからね、真っ黒で。 逆に夕焼けは田舎がいいです。大声でわー、と言ってもダイジョブなくらいのトコロ。海でも山でも川岸でもOK。砂漠は、どっちもよかったなあ。 で、朝夕どっちが好きかっていうと、朝なのです。自然のあるところで住みたいとか言ってるけど、街中で暮すのが好きなんだよね。
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