痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2011年12月21日(水)  じわっと師走

すべての駅で酔っ払いが地に倒れ臥している。
おお忘年会よ。

いやひどい目に会いました。
体が温まるとまだ痒い。
バリには家族には内緒にしていましたがデング熱という感染症があるので、
ひたすら蚊にくわれないよう気をつけて、
キレイな体で帰国したのに、
こんなに寒い東京で全身ダニ(もしくはノミ)にくわれまくるとは。
考えると痒みがぶりかえすようなので、もう考えない。

今日は漢方のクリニックに行き、そのまま会社にいきました。
5時間勤務。
今のわたくしにはこれくらいの時間がちょうどいいみたい。

クリニックの診察でも薬が驚くほど効いている、と太鼓判を押してもらいました。
肝臓も先月よりかなり状態がよくなっているみたい。
そして先生や看護士さんたちが大層よろこんでくれました。
やっぱり先月の診察の時には、自分でもわかっていたけれど、
誰がみても これは・・・ という状態だったみたい。
どうきりだそうか迷った と言っていました。
そう、正直わたくしも10月のお芝居が人生最後のお芝居、
バリ旅行も最後の旅行、
12月のライブもたぶん最後だからなんとかして歌いたい、
そう思っていました。
でもこのままもっと腫瘍が小さくなって、体が抗がん剤に負けなければ、
来年ももうちょっと楽しいことができるかも。
また夏に新潟のジャズフェスにいったり、
またバリに行ったり、
第2部から10年たってしまった、明治三部作最終章のお芝居にも出られるかも。

ぬか喜びや、あとでガッカリが嫌で、
なんか効いてるみたい
と自分や家族は控えめに喜んでいましたが、
今日クリニックの先生や看護士さんが満面の笑顔で よかったよかった
と喜んでくれたのを見ていたら
じわっと泣きそうになりました。
もう少しこの世界でなにかできそうです。
そうだ、来年は東北にも行こう。


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