痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2012年02月22日(水)  るーちん

2月に入り、わたくしは毎日を同じようにすごすことを楽しんでおります。
もちろん我が天使サクちゃんのせいです。

朝、めちゃ眠い。でも空は明るくなっている。
前の晩に何時に寝ようとも7時におきてカーテンをあけ、サクに朝ごはんを食べさせ、遊ぼうと誘うインコをよしよししてもう一度眠る。
すると鳥頭も一緒にもう一度眠ってしまう。
9時半、鳥坊主がもう寝てらんないからニンゲンも起きろ、とばかりに顔に乗ってくる。
耳たぶや目じりや口の端や吹き出物など、地味に痛いところをつねってくる。
耐えられない。起きる。
インコ おはよー とばかりに大きな声で囀る。
一緒に朝ごはん。サクはシリアルが大好き。
インコはおもちゃで遊ぶ。わたくしはメールチェックとサイトめぐり。
そして床掃除。
毎日なんど掃除してもいつでも床は粟の殻でツブツブ。
鳥のご飯皿をふーふーして殻を飛ばし、新しい餌を足し、お水を取り替える。
すると鳥頭は『手をだすな』とばかりに飛んできて手に噛み付こうとする。
12時、お昼ごはん。鳥が一緒だと箸にのってくる、おかずを全部つついてみる等、
ニンゲン達がおちついて食事ができないので、なんとか騙して部屋に閉じ込める。
サクははじめ置いていかれる幼児のようなヒイヒイと切ない声を出しているが、そのうちギャギャギャギャと、抗議の濁音に変わる。
食事おわり部屋に戻るとすっかり拗ねて窓辺の観葉植物の枝にとまってニンゲンを無視している。
でも、おいでー と手を出すとすぐ飛んでくる。
ごめんねごめんね、と鳥に謝る。
こたつ保育園(父の和室)にサクをあずけ歯磨き、床掃除をする。
1時、保育園からインコをひきとり今度はママちゃん保育にあずけ、
その間に、図書館やスーパーやコンビニ、郵便局など一日の用事をすませる。
2時半、インコをひきとる。ひとりで遊ばせておいて読書など。
遊び飽きた鳥が手にのってくる。頭をかいてもらいたがっている時は10〜30分ほどカキカキさくさくフワフワ。
換羽期なのでものすごく羽が抜ける。
甘えてかわいいので鳥頭を口にいれたりする。
そのうちインコは眠くなりウトウトしだし、ニンゲンも眠くなる。
ふたりで1〜2時間お昼ね。寒ければ鳥も布団の中に入ってくる。
5時すぎ、先に昼ねから覚めたほうが相手を起こす。
ニンゲンはお茶の時間、インコはごはん。
本を読んだり遊んだり。
外が暗くなり、あんなに昼ねをしたのにまたインコはウツラウツラ。
6時半、夕ご飯。
鳥を部屋に閉じ込めるために毎日5分くらい頭脳合戦。
もちろんたいていはニンゲンの勝利だが、鳥頭はしつこくて諦めることをしないので時には負ける。
夕食後、こたつ保育園で父がインコと遊ぶ。その間、床掃除。
餌の殻だけでなく、ウンコもひろって拭き掃除もせねばならぬ。
7時半、サクお部屋にもどされる。寝る前の貯め食いで餌をポリポリ。
その後ニンゲンは本を読んだり、インコをなでたり。
鳥はもう眠くてたまらない様子だが、明かりがついている限りがんばって指につかまっている。
9時、ベッドサイドのライトを残して消灯。
鳥目くんはしばらく目をパチパチしているが、やがてゴソゴソと掛け布団の縁から中にもぐりこむ。
ニンゲンはライトの明かりで本を読んだり、PCを見たり。
お風呂にはいったりいろいろ済ませて全消灯。
ねむねむ。

会社や病院に行かない日はこれを毎日毎日繰り返す。
きまった時間にきまったことをする。
以前の自分には我慢できなかったことが、嬉しくて楽しい。
子供をもつとこんな気持ちになるのでしょうか。
明日は会社にいくので鳥をおいていかねばなりません。
つらい。


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