思考回路2011
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| 2001年08月22日(水) |
何かに片足を突っ込んだ感じ |
ウチの店の社長夫人は霊能力者で、 昔バイトを悪いオーラが見えるからと 言ってクビにしたことがある。 嫌われればクビ、好かれれば可愛がられる。 以前までは中番のリーダーがとくに気に入られていた。
わたしは・・・・ 社長夫人に呼ばれ外に出た。今日入店することを あらかじめ知っていたようだ。 ビニール袋から3つ封筒を見せて言った。 大きい封筒はアナタに、手紙が入っているから 小さい封筒二つは頑張っている高校生へ渡してと。 サギ事件で盗られたお金、数万円を弁償した分の 足しにしてくれと社長夫人は話した。 少し会話をし、お礼を言って夫人は去っていった。 封筒はデカイ、なによりも重い。手紙も入ってるって いうのが何かコワイ。 ・・・開けた。 グルメカード数千円分。 手紙・・・合掌から始まり、再拝で終わる文。 そうしてやたら重い某デパートの包装を開ける。 一瞬小切手かと思ったそれは数万円分の商品券。 しかも二組も。 やべーーーーーーー。 何か、あともどり出来ない、何かに、足を突っ込んだ そんな気がした。 あまりの高額に引いたわたしは、ちょうど店長から 電話がかかってきていたのでこの一件を打ち明けた。 本来なら個人的にもらったものなので、いちいち 言う必要は無いと思うが、相手が相手だけに 店長の指示を仰ぐ。 素直にもらっていいんじゃない。 耳に入れてくれたのはよかったと言っていた。 店長からもお礼が言えるし、結構夫人に誰が 頑張っているのかとかを言っているらしい。 高校生のことも話していたので2人にはその ことがあるんじゃないかと言っていた。 一層がんばれってことで、これから。と言われた。 そうそう逃げられなくなってしまった・・・。 一応、これで約半額戻ってきた事になるので まぁヨシとしたいところ。 だが・・・。
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