しゃべるたびにコキコキいってましたね、入れ歯。 |
もうすぐ卒業式。 あの電車に乗るのもあと数回になる。 いろいろあったな。去年はそう。 ヘンなジィさんに、結婚せまられたな。(違) 「プリティーじいちゃん」最初の印象はこれやった。 顔、シワシワ梅干みたーい!可愛いー♪ そう思って話し掛けていったわけなんですけども。 ちょっと仲良くなったらつけあがる。 「なー姉ちゃん、結婚しよ。」 「えー?今日奥さんは?」 あたしゃ不倫してるOLか。 「おらんよー、な?」 ・・・!そう言ってうちの手を握るジィさん。 本能的に悟った。このジィさんヤバイ。 なんかわからんけどヤバイ・・・ 話題を。話題を変えなくてはっ! 「おじいちゃん、お歳はいくつなんですか?」 とりあえず無難な質問。 「いくつに見える?」 え?聞いたのに。別にかまへんけど。 「ハッピーハッピーで88!?」
頭ん中、花咲いてそうだからな。 「おしいな〜87。」 「えー87!?」 「87!」(ダブルピースしながら) ダブルピースて・・・ 「元気ですねー」
うん、いろんな意味で。 「結婚しよ?」 は?できてませんよ、会話のキャッチボール。 とりあえず無視。 「これからどこに行くんですか?」 「ホテル行こ。」 え?うちと?なんでまた。 「ベットがなー回んねん。」 それって・・・てかなんで87のじーさんがンなこと知ってんねん。 ヤバイ。ぜってーヤバイ、このジィサン。 そのとき・・・いつの間にか、ヒザの上にジィさんの手。(死) ひぃぃぃぃぃぃぃ〜かっちゃん!おいこら辰彦!! うちの心の叫びは聞こえてたハズ。 なのになぜ?他人のふり? そしてじいさんと別れたあと、 私の手は、ほんのりおじいちゃん臭かった。
あはははははッ!あんときの顔、ゆがんどったやん! 今でもたまに笑い話になりマス。 たぶんこれからもその話が出るでしょう。 一言言わせろ。・・・笑えないのよ、アタシは! え?結局ホテルに行ったかって? それはご想像におまかせします・・・って行くわけない! ということで人は見かけによらん。友達はあてにならん。ップ。 この教訓を教えてくれたおじいさん。あれがとう。 昔からヘンなモンに好かれる私、ヘンなモンにしか好かれない私。ウガッ
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2001年01月25日(木)
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