虹色過多想い
2005年04月17日(日)  キスの合間に好きと呟く何度でも

珍しく、とても久しぶりに恋人が時間通りに迎えに来てくれた。
恋人はいつもいつも待ち合わせ時間に遅れてやってくる。
今日は待ち合わせの2時ぴったりに屋根や窓を激しくあられが打つ音がして、自室の窓を開けて、外の様子を伺うと恋人の銀色の車が止まっていた。
車の中にはメールを打ってる恋人。
あたしのケータイが鳴って、「着いたよー」って表示される。

車に乗り込んで、「元気だった?」と訊くあたしに「うん。何日振りだっけ?」と訊く恋人。
「3日振りだよ」って言って、ふたりでそんなものかと思う。
たった3日会ってないだけで、毎日電話で声を聞いてたのにお互い恋しくて恋しくてたまらなかった。

たくさんたくさんぎゅうってしてもらった。
週末は恋人と会って、来週がんばるパワーを充電してもらうの。
これでまた明日からがんばれる気がするよ。
恋人のパワーもあたしが充電できていれればいいなと思う。
充電に必要なのは、キスとハグと愛の言葉と体温と。そして何より愛する心。

お家の前、車を停めてキスをしようとする。
バイバイなのか、おやすみなのか、またねなのかわからないキス。
「ねぇ、ぎゅうして?」ってねだるあたしに、しょうがないなぁって顔を向けながらシートベルトを外す君。
君の香りをまとったまま眠りに就きたいから、君のジャケットの肩のところに顔をうずめて深呼吸する。
君の首に腕を絡み付けるのがこの上なく大好きだ。

←yesterdayindextomorrow→
HPMail