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■ 流。
人として生きるには 人の中で生きなくてはならない。
それぞれの境界線は ゆるやかにあたたかく その流れを少しずつ交わらせながら お互いの存在を認識し そこに己の存在を確認する。
人として生まれたがために 味わう業苦もまた 人であるため。
故に そのなかにほのかにある 潔い流れの中に光るものの価値を 知ることができるは 人であるからこそ。
その境界線を広げて両手に受け入れる物が 今よりも多くなれば 傷つきもするし 苦しみもする。 されど 柔らかな温かい感情に 抱擁されることもある。
見出される輝きは 十人十色。
人として生まれたことは 人でしか味わえない幸福のためにあるのだろう
2001年04月09日(月)
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