紫
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今日は、梅田の紀伊国屋まで、気晴らしに行ってきました。
久々に本屋をじっくり見た感じ。
活字中毒ではないけど、本に囲まれていると、ちょっと幸せ〜♪な気分になりました。
高校のときの国語の先生は、本に買った日と読み終えた日を書いているそうです。本は必ず自分で買う。古本でもいいから自分で買って読む。そうすると、その本は自分の中に入っていく。と言ってました。
私はお金がないからいつも図書館から借りてたけど、やっぱりちょっと影響されちゃいましたね(笑)読んだ本をいかに自分のものにするかっていうところに。
それから、本は、1冊ずつすみからすみまでていねいに読むようになりました。
読むのも遅い私はもちろんそんなに量は読めないし、たぶん文学部を卒業していながらこの量?っていう人もいるのでしょうが、その本と長くおつきあいできた気分になります。読んだ後はもうぼろぼろ。古本にもならない。
本を作るのも、この感覚に似ています。
1冊ずつ…というわけにはいかないけれど、すみからすみまでていねいに。
作った本は形として残るだけじゃなくて、自分の中にも、見たこともない人(読者)の中にも残ります。すべてが読者の中の残るわけではないし、クレームもあったりするけれど、本を通していろんな人と目に見えない形で出会えることはとてもうれしい。
著者と長くつきあえるのも楽しい。ときどき腹が立つけど←オフレコ
今は雑誌を作っているけれど、やっぱり同じ感覚。
作る人でよかった。
………。
と、今、仕事やその他いろいろがちとつらいから、自分のしているコトを振り返ってみました。
なんだ、やっぱり私は、本づくりが好きなんじゃないか。
ちょっとやそっとのコトでへこたれるなって、今日は叱咤激励の1日になりましたとさ。
ちゃんちゃん。
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