紫
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深夜と呼ぶにふさわしい時間。
車を走らせ、友の父のお通夜に行きました。
「家族だけで……」とは聞いていたけれど、やはりお線香だけでもあげさせてもらいたくて。
友と近しい人たちと4人で。
去年。
「いっしょにお父様を送りたい」と言ってくれた言葉を断り続けたけれど、やはり、深夜に突然に訪れた弔問客の存在が、このうえなくうれしかったことを思い出し、勝手だけど、きっとそんな私たちの気持ちもわかってくれると思い込み。
やっぱりむせぶようなお線香に、どうも気持ちがざわざわするけれど、友は、しっかりと、友の父を語ってくれました。
あぁ、私はいまだに父の最期を人にうまく語れません。
時期がくれば、語れるのでしょう。
よくわからないけれど。
がんばれ、なんていわないけれど。
お互い、未来を、築こう。
おやすみ。
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