ローランギャロスとバンコクと |
もう好きな選手のことは書かない…。 なんで私が書くとこうなるんだ。 全仏オープンテニス男子シングルスの行方に興味が薄れてきた。 ヒューイット欠場、ロディックとサフィン、ガウディオ敗退で既に5割ダウンでしたが。 フェデラーよ…あうう。ま、ラテン系がクレーで強いことは予想範囲内でしたし、なによりナダルはまだ若いけれど勢いのある選手です。 でも全英始まったら、また書いちゃうんだろうな。ヒューイットには是非とも是非とも是非とも戦列に復帰してもらいたい。 とか書いたら欠場したりしてな…!うわーん、八つ当たりしたいんだよう!
私はやはりナショナルアイデンティティが曖昧なのかも知れない。 日本に生まれ育って、北朝鮮国籍を持っているけれど、祖父母は韓国慶尚南道出身だからだろうか。本貫が唐をルーツとしているからだろうか。 それとも民族学校を出ながら、「日本人社会」で9年間働いたからだろうか。 ナショナリズムがよくわからない。 もし民族学校教員で「愛国愛族的」だった父親が生きていたり、いまは韓国籍の母親がコミュニティに密接に関わっていたりしたら、少しは違ったかな。 いや、でも、妹は違う。 北朝鮮や韓国を熱烈に応援している。その次くらいに日本も応援している。 育ち、じゃない。 なんだろう、この曖昧さは。少しキモチワルイな。 この曖昧さが、すべてを物語っているような気がする。 私のすべての優柔油断が、ここに起因しているような気がする。 羨ましいなあ。 疑いもせず、帰属する場所を信じられるひとが。 楽しそうだなあ。 まあ、サッカー自体、よくわからないってこともあるのでしょうけれど。 在日の選手は応援したい、ような気がするけれど、それは境遇が似ているが故の親近感だろうな。ナショナリズムとは関係ないだろうな。 とりあえず水曜は普段観ないTVを観てみますよ。 なにやら動かされるものがあるかも知れない。
|
2005年06月04日(土)
|
|