このままじゃ女が廃る

 とにかくいまは全身が痛い。
 二階の自室まで辛うじて上がったけれど、降りれない有様。
 膝がガクガクする。身に覚えのありすぎるあざと擦り傷だらけ。額にタンコブ。
 土日に山に登ってきました。
 小中学生の頃、学校では毎年少年団キャンプで太白山に登っていたし、まだ母上も経済的にも時間的にも余裕があったので、休みのたびに富士山やら尾瀬やら出羽三山やら栗駒山やら奥入瀬などに色々連れていかれた。おいらは景色やら風情やらとやらにまるで興味がなくて、小休憩の度に本を読んだりしていた。妹と交代で母上を引っ張って歩いた。余裕があったんだよねー。子供ならではかな。
 しかし十数年の運動不足と引きこもりはダテではなく、こんな有様です。
 身体の痛み以上に、悔しくて申し訳なくて、なんだか痛い。
 そーだ。RPGの主人公だってダンジョンの前にレベルも装備も整えるじゃないか。ばかばか。うわーん。
 ことばにすると、なんだか軽くてうつろだ。やめよ。
 宿坊から御札が届いた。「除災招福、諸願成就」とある。
 体力と装備と整えよう。
 レベルはザコキャラを倒しつつ、こつこつ経験値を稼ぎながら上げるのダ。
 そんなわけで、お犬様には少し付き合ってもらうヨ。毎朝毎晩。
 このままじゃ女が廃る。胸も垂れる。
 来年リベンジ。


 帰宅したら、手のひらと足の裏の荒れがかなりよくなっていた。
 霊山の効果か、久々に汗をかいて新陳代謝がよくなったのか、日に当たったのがよかったのか。
 さて、涼しくなったことだし、夕方のノルマ、行って来まーす。
 帰ったらスーパー銭湯へ。全身筋肉痛をなんとかしなくては。


 
【七月の乱読覚書】
・「グレート・ギャツビー」(フランツ・スコット・フィッツジェラルド/新潮文庫)
・「パンク侍、斬られて候」(町田康/マガジンハウス)


 いずれも再読。
 あとは原田宗典や芥川龍之介やら短編をぼちぼちと。
 あまり読んでないなあ…。暇なんだけどなあ…。
 ダメ人間になる一方だなあ…。がんばろ。
2005年08月01日(月)

メイテイノテイ / チドリアシ

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