すべて世はこともなし?

2002年09月12日(木) 雨降る日に思うこと

 向こう側に見える世界はどんな所なのだろう。そこへ行くまでの道は遠く、険しい。険しいどころか、この小さく鈍い身では生きて辿り付ける可能性すら低く、またここへ戻ってくることなど不可能と言っていいことだろう。生まれ育った場所、慣れ親しんだ住み良い場所を離れ、危険を冒してまで行くだけの価値が、向こうの世界にあるというのだろうか。それは今の自分には分からない。だが進むことを、決めたのだ。
 それにもう、足は動きだしている。






 ・・・なーんて、車道方向に頭を向けて歩道上を這っているカタツムリは考えていたりするのだろうか。と、危うくそのでんでん虫を踏みそうになった私は思った。のは今日ではなく1ヶ月くらい前の話。帰り道に雨降ってたからそんな役に立たないことを思い出した。という話。


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