ボケ店員と題名をつけたけど、 一番大ボケだったのは私に違いない。 土曜日までに絶対に納品したい仕事があって、 一応余裕を持って作業を終わらせた。 ところが、いつも梱包に使っている箱がなくて、 仕方なく空き段ボールで、 三角ケースを作ることにした。 それが運のつきであった。 私は不器用なのだ。 梱包をしていたら、6時を過ぎてしまったのだ。 万が一の望みをかけて駆け込んだコンビニの、 大ボケ店員はものすごく嬉しそうに、 「本日分の受付は終了しました。明日の便です。」と言った。 あんまりにも頭に来たので、 金さえ払えばいろいろな手段があって、 それを頼もうとしていたことをすっかり忘れ、 「じゃ、いいです。」と一にらみして事務所に戻った。
その後通常通りのところに電話したら、 「6時半までは大丈夫ですよ。」とコールセンターのお姉さんに 親切に言われて、事なきを得た。 あのボケ店員めむかつく!と毒づいていた私であったが、 一番の大ぼけは間違いなく私である。
読書はF・P・ウィルスン「神と悪魔の遺産」。 訳のわからない日本人は登場するものの、 ジャックが格好良いので全て許せるかも。
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