石垣島から小包みがきていた。 スタンプは八重山。 わたしのいったことのない しらないところからの小包み。
差出人の名前はしっているけれど、 おもいだせない。
ナンダロウ? ダレダロウ?
なかなかテープがはがれなくて もどかしい。
箱をあけると 黒糖のアンダギーと 貝殻とお手紙。
箱の中の遠くの島の空気が、 こちらの街の空気に 一瞬でとけてしまった。
そうだ。 春に東京でライブしたとき、 お話をした人だった。
その人は、 沖縄にすみたいとおもってる…。 といっていた。
そして、 実際に住みはじめたのだという うれしそうな文だった。
なんだかしらないけれど、 うれしいきもちになって、 きょうは、 髪をきりにいったり、 市役所でいろいろ手続きをしたり、 竹でできたCDラックを衝動買いしたり、 引っ越そうかな…なんて考えたり、 いろんなことを した。
きょうはイチニチ 遠くの島の音が 頭のなかでずっとなっていたよ。
ありがとう。
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