へんな夢。
知らない家でわたしは とてもかっこいい兄と一緒にすんでいた。 わたしの仕事は グレーの服をきた幼児を1時間あずかって山にのぼる仕事。 1時間たつと同じくグレーの服をきた母親が 迎えにくるのだが、 何人もグレーの服を着た人がいるので、 どれがホンモノの母親かみわけることも仕事のひとつ。 毎回とてもどきどきする。
兄も時々わたしの仕事を手伝ってくれるが、 ほとんど自分の部屋で何か大事なことをしている。 兄が部屋にいる雰囲気を感じるだけでも 幸せになるくらい、 わたしは兄のことが好きなのだ。
あるひわたしはおならをした。 おならをして階段をおりたら、 兄が部屋からでてきて階段をおりてきたのだ。
まずいまずいまずいまずい!
大好きなお兄ちゃんにおならくさいって いわれたらどうしよう!
あせったわたしは クンクンとわざと鼻をならし、 「なんかさあ…おいもとリンゴを砂糖で炊いたやつの匂いしない? いい匂い。となりかなあ…」 とうまいことごまかしたのでした。
兄もクンクンやって何かいいだそうとした時に 目が覚めた。 ばれたかなあ。
そういえば もうそんな季節だ。 さつま芋とリンゴを砂糖で炊いたやつ、 あれ大好きだ。
いっておくがわたしには兄はいない。 女きょうだいだからね。
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