早起きして 集落の浜のごみ拾い。 ピカピカの穏やかなお天気。
昼間の太陽の光は強烈だが 朝晩は随分と涼しくなった。
このところ 仕事やら 集落のことやら いろいろで 不特定多数の あまり知らない方に 会う日々が 続いているからか。
日常から するりと抜けだして 旅に出たくなっている。
自分のペースで 自分の気持ちの赴くままに ふらりふらりと あるきたい。
そんな気持ちを抱えながら きょうも日常が ふくふくとすぎてゆく。
集落作業の後に たっぷりといただいた ばんしろうを煮込んで ジャムを作り
妹から送られてきた 故郷の大きな梨で コンポートを作り
猫氏が 留守の間にしていた ふたつの畳うんこを コロンコロンと 掃除し
変な格好で すこしだけ 昼寝をして 右手がしびれた。
大阪にいた頃は 生の言葉で話して 生の気持ちを感じながら 一緒にいる仲間が 多かったので
島の人の あたりさわりのない つきあい方に すこし慣れないところがある。
慣れなくてもいいかと思うが ときどき淋しなあと 思うこともある。
自分は変えられないので 仕方がない。
すこしずつ すこしずつでも
生の言葉で 生の感覚で 一緒にいる関係を むすびむすび してゆきたいな。
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