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 米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!/週刊日本新聞 (編集)

『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』/週刊日本新聞 (編集)
単行本: 127 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 三交社 ; ISBN: 4879195804 ; (2001/11)

内容(「BOOK」データベースより)
MI6(英国)元諜報員、元米軍関係者、共和党米大統領候補者リンドン・ラルーシュ、元英国テレビキャスターなど海外アナリストの、マスメディアでは絶対扱わない“危ない”最新・最深の情報を基に「週刊日本新聞」編集主幹太田龍が読み解く「911テロ」の全真相。



今日読み終えた『米国同時多発テロの「謀略史観」解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!』だが、ある意味で笑えるのだが、海外の文書の翻訳もひどいし、結局何を言いたいのか、どんどん焦点がずれていってしまって、なんともお粗末という感じ。

例えば、テロの真犯人はユダヤ人だと言うなら、徹底的にそれについて書かれていればいいのだが、ネタ本がいろいろあるせいか、ところどころで宇宙人になったり、わけがわからなくなったりして、だから何なの?となってしまう。ネタ本になったトンデモ本の寄せ集めの本でしかないといった感じ。確かに、こんな本ばかり読んでいたら気違いになってしまうだろう。

「ジョージ・ブッシュ(パパ)は幼児性愛者の連続殺人犯だ!」などと断言している割に、全く説得力に欠ける。まだ、これのネタ本になっているデーヴィッド・アイクの『大いなる秘密』のほうが、ストーリーが一貫していて説得力がある。

2006年05月17日(水)
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