うさぎ日記
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2004年02月15日(日) 追善法要

日差しはすっかり春めいて明るいのだけれど、風は刺すように冷たい。
小雨の中を夜の部の追善法要に母と出かける。

門の両脇に掲げられた提灯に、ロウソクの火がチラチラと瞬いて
揺れているのも寒そうに見える。
さすがに大法要なので、中は賑やかで久しぶりに会う方々と話がはずむ。


おすし 鯛ご飯 茶碗蒸し 煮物 お刺身 蕗の炊いたの 香の物

身延のお山での講座説法という形式で特別法話を聞く。

金沢から来られた講師のかたは、まるで講談のような節の読経を交えながら、よどみなく笑わせ、しんみりさせ、なーるほどという薀蓄ありで、一時間があっと言う間にすぎてしまった。
ここぞと言うところでは、キーワードを書いた紙を座の前に次々とたらして行く。
「健康」という言葉は本来は「健体康心」(健やかな身体、やすらかな心)だということ、頷くばかりでした。
日蓮聖人の思親閣と孝養のお話。最後の旅のお話。ご臨終のありさま。
そして私の大好きな池上の御聖人の御像の話。
も台詞入りでたっぷりと・・今日は聞いたなーという満足感のようなものを感じる。
昔はこういう説法をたぶんあちこちでしていて、庶民の楽しみでもあったのかもしれない。

沢山のお土産をいただいて、母の友人とその友人と4人でタクシーで帰る。
10時帰宅。


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