うさぎ日記 DiaryINDEX|past|will
上海の魯迅公園で、魯迅先生が最後の日々を送った部屋を再現してあるのを見たことがある。 私は、無意識のうちに母の部屋のしつらいに、 魯迅先生寓居を模倣していたようだ。 右へ曲がると母の部屋。 午後4時、ショートステイより母帰宅。 「お元気でしたよ。表情がいいですね。」と、報告を受ける。 スタッフさんがいる間は、満面の笑み。 スタッフさんが帰られた途端、仏頂面で自分の世界へ沈殿。 私に「面白くない!」と、訴えているのだろう。 外づらと内づらの違いを安心して吐き出せるのも家族だからこそなのであろう。
桃青
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