ビー玉日記
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2005年11月18日(金)  恐怖のマスコット

先日、またもや突然の英語の電話にびびって、上司の不在を伝えるのに
「He is out...」
と言ってしまった。
ちゃんと「out of office」と言い直したのは成長したところかと思うけど、相手は明らかに何事か考えていたようだった。
あの、上司は無事にぴんぴんしてますので、ご心配なく。
すみません。まだまだ臨機応変に英語とはいかない未熟者の私です。
(生きている間に成熟するのかどうかは神のみぞ知る)

ところで中国の英語の標識もなかなかおもしろいみたいです。
(これで自分のミスを取り繕おうとするわけではないが)
>> ABC振興会 五輪を控えた北京で「デタラメ英語標識」を修正へ

北京五輪のマスコットもはじめて見たけど、本当に怖い。
たぶん他のオリンピックでは動物とか空想上の別の生き物だったように思うけど、人間をマスコットにするあたり、中国らしいと言えば「らしい」ような気もする。
せっかく中国にはパンダという世界一有名なかわいい動物がいるのに、なぜ寝不足のキョンシーを選んだのか。
私の大胆な予測では、この選考にあたって決定権があったのは「権力のあるおじさんたち」だと思う。
常識にとらわれてうっかり決断を誤ってしまうのは大体おじさんたちです。
私なんかおじさんたちの鶴の一声に何度企画をひっくり返されたことか。
中国といえばパンダ、というイメージを打開したかったのに違いない。
かわいい、より、強い、というイメージを求めたのか。そういう意味なら充分最強です。

あのマスコットがディズニーランドのミッキーマウスみたいに北京の町をうろうろしていると考えると……。
お子さんたちは泣きませんか。夢に出そうです。
でももしかしたら、毛沢東グッズが売れたように、マスコットグッズが飛ぶように売れる、という結果もあるのかもしれません。
その時は私の感覚がもう既にこの時代から乗り遅れている、と降参するしかありません。
……本当にそうなのかも。


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