生と死と - 2003年02月13日(木)
何だかお堅いタイトルですが、
今日に関しては真剣に考えてしまいました。

私は職種上、老人の相手が多いです。
ですので、今までも
「誰々さんが亡くなった」
「誰々さんが危ない」
と言う話は良く聞きました。

その度に亡くなった方のお顔が浮かんだり、お話した事を思い出し、
亡くなってしまったのか…とせつなく思ったりしました。

今日、最近見かけないおばあちゃんの事が少し気になり
何気なく院長に、
「○○さん、最近お見かけしないですね」
なんて聞きましたら

「○○さん、厳しい状態らしいよ」

え…?

去年末に胸の上の方にしこりが出来て痛がっており
それを取る為に入院した、までは聞いていた。
その時、私も
「○○さんの声が聞けなくなるなんてさみしいよ〜」
と、その方と笑って話していた。

けれどもその後、そのしこりはガンの再発で
(数年前に一度ガン摘出している)
痛がっていたしこりは、取れなかった、との事。

…末期ガンで、あちこち転移してしまって
もう摘出が年齢的に無理で

どうしようもないそうで…。

何だかなぁ…
結構色々お話して、良いおばあちゃんだし、順番だよって言われても
納得できないな。

一人暮しだけど、すごく明るくて
ちょっとおしゃべりだけど、さっぱりしてる方。
あんな年の取り方って良いな、と思ってる。

一時帰宅もしたりしたらしいけど
腕に力が入らなかったり、意識がもうろうとするらしい。

完全回復は難しいと思うけど、またあの笑顔が見たいものです…。






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