小馬鹿なさっかの処刑人日記
GET TO HEAVEN.
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2002年09月21日(土)
セプテンバー

ひつじちゃんは賢い。
処刑人日記をいつもきちんと読んでいる。
しかも実際に会ったとき、ふっとそれを口にする。
この前に銀行に寄った時、
彼女は紙袋を見てこう言った。
「重い手ごたえがあったらしい…」
私の記憶の奥底の、重たいドアが叩かれた。


ひつじちゃんは目ざとい。
処刑人が日記をサボると、
突然「前回から○日経ってるよ」など、
売り子バイトで身に付けた絶妙な計算力を駆使し、
ピンポイント脱毛的スマッシュをラインすれすれに打ってくる。
まわりくどくなったが、とにかく私はいつもビビる。


ところで、
そんなひつじちゃんとさっかがこの9月に計画していた、
「革細工を作る合宿」は、
双方の宿題の出来なさっぷりにより、
中止となるかもしれない危うさを見せている。
はかない夢だった。


さて、ちょっとばかし話題は変わるが、
とにかく我が友人・バカ(作戦名)の話をしたい。
ので、話す。
私は九月、バカの下宿に行くと勝手に意気込んでいたが、
レポートのあまりの出来なさっぷりに勝手に意気消沈し、
勝手に計画を中止した。
バカの返信はこうだ。


「実は私も教習所がほぼ休み無く九月いっぱい
 ありまくってみたり。でも仮免受かって仮う
 れしい。そして夏休みの宿題と化したレポー
 トが、なんていうか小学生的に言うと、8月
 31日に私はそれをやるわけで、さめざめな気
 分なわけよ?(いやない)」


ここから、次のような事が読み取れる。
1.バカは仮免受かって仮うれしい。
2.バカは反語が使えた気がしてうれしい。
3.人は皆、レポートに追われて生活が厳しい。


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 noted by さっか