ニッキ ゆり 【HOME】
- 2000年12月16日(土) 良かったんだと思う。
私はその場しのぎが上手いと言われました。
確かに、そうかもしれません。
試験的に会って、もし機嫌悪いことを私がしたら
しばらく会わないと決めていて
でも、そういう時に限って恋人は機嫌が良いのです。
運がいいと言うか、なんというか。
本音を言えば、「良かった。」という気持ち。
自分の発する言葉にこんなにもビクビクしたのは初めてでした。
一言一言にこんなにも注意深く話したのは
本当に初めてで、私は私じゃないような・・・
なんか私なんだけど、こんなに真剣に言葉を選んで話すなんて
生まれて初めてで少しだけ恐かった。
「もし私がついうっかりでも言ってしまったら・・・」って。
やっぱり落ち着くんです。
恋人の腕の中が・・。
私が安らげる場所、それはきっと恋人の腕の中だと思う。
私が安らげるように、恋人にもこの安らぎを・・。
不思議な力があるんです。
どんなに寒くても暖かくなれるし
どんなに寂しくても一瞬にして嬉しさに変わるし
どんなに不安があっても、ギュゥって
それだけでホッとするし。
言葉以上に不思議な力を持っているものだと実感しました。
一番好き。
こうやって毎日眠りにつけたらなぁ・・・・と
密かに思ったことは恥ずかしくて口に出せなかったけれど。
恋人に対して私がやって行くべき事。
それらを自分で考えてメモをとって清書をして
いつも手帳に入れています。
そして、会う前は必ずそれらを読み返して
心に何度も何度も暗唱させるのです。
それと平行して、恋人に対して出来ていない事も書いてみました。
その多さに驚きました。
私って何にも出来て無いじゃん・・・。
そして心に言い聞かせました。
「1つ1つ、消していこう」と。
星空が綺麗でした。
帰り道自転車に乗りながら、ふっと上を見ました(危ないって:苦笑)
そしたらいつにもまして、今日はとっても綺麗な星空。
自転車を止めて上を見上げていました。しばらくの間。
不思議そうに私をみて通りすがっていく人達なんて
まったく気にせず、ぽか〜んと見ていました。
オリオン座しか詳しくわからないけれど
星空を見上げていると、私という存在がちっぽけに見える。
こんな事に悩んでいたのね・・・って気持ちになれる。
心が広くなるのでしょう。
言葉にしにくい、でもとっても心地よい気持ちになります。
こんな星空をいつか恋人と一緒に見たいな・・
そんな事を思ってまた自転車を漕ぎ出しました。