ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年03月05日(水)
がんばればきっとなんだって出来るんだよなって
ぼんやりと流れていく横浜の空を見ながら思った。
そう、なんだって。
例えばやせることとか、テストで再試とらないとか、
今夜めんどうでもご飯を炊くとか。
くだらない、どうでもいい、小さなことから
滅茶苦茶大きなことまで。
考え方ひとつで、思い方ひとつでなんだってなる。
なのに、ワタシにはその思いの力がどうも弱いようで。
振袖を着た瞬間、自分の結婚式は白無垢がいいと思った。
だけど、教会で式をあげたいと言ったワタシ。
涙を流して嬉しいのか、寂しいのか、悲しいのか
よくわからないけれど、とても綺麗な涙が流れました。
父親はハンカチ2枚使ったそうです。
式の前日、溜息ばかりついていました。
親戚一同には「残りは妹ひとりだなぁー」と言われていて
「彼氏はいるのか?ゆりちゃんは」と聞かれて
例えいたとしても「いない」と答えるしか出来なかった。
父親は寂しいのだろうか。嬉しいのだろうか。
ワタシは何も言えなかった。
ただ、今よりもっといっぱい話をしようと思った。
洋服屋のバイトをやめた。
いきなりなんてことをするんだろう。ワタシってば。
辞める理由は特になし。
ただ、やりたい事が多すぎて
やらなくちゃいけない事が多すぎて
バイトなんてやっていられないのです。
教習所に通い、教習所に通う。
あれ?やらなきゃいけないことってこれだけじゃん?
就職活動も始まるし、4月にバタバタと辞めるよりは
今のうちに、なんて自分勝手な考えで辞めました。
実家に帰っている時、いつも行く洋服屋さんへ行った。
「お久しぶりです」
「わぁー久しぶりだねぇ。髪型変えたんだ?」
「なんか可愛いの、ありますか?」
「あるよーあるよーいっぱいあるよ!」
黄色に小花があしらってあるキャミソール。
肩紐にはレースがついている。
すごく可愛かった。
緑やピンク、白なんかの花がいっぱい。
変形変タンクトップ。
薄いグリーンに斜めに切り返しで水玉の布がついている。
サラサラした素材でとても気持ちいい。
重ね着をして、夏は一枚でも着れる。
ガーリーテイストいっぱいつめこんで
今年は可愛くなろうと思った。