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2003年07月05日(土)


心臓が張り裂けそうだった。
どうして今更緊張するのか、自分でもよくわからなかった。



金曜日、七夕祭りのボランティアに去年の実習先へ行った。
ワタシの目的は「ボランティア」あの施設が好きだから行くことを決めた。
もちろん、苦しかった恋愛をしたあの人もいるわけなんだけど
ワタシは楽しみたかったし、利用者と会えることが何よりも嬉しかった。



目を合わせても知らん顔した。
ワタシはもうあの時の泣き虫ちゃんじゃないんだよって
めいいっぱい強い視線を送り返した。
平然と装った。



強がっていたわけじゃない。
あの場所に強がりは必要ない。
ワタシはあの時から随分と恋愛感が変わってしまった。
人を信じることや男の人を信じることが少しだけ出来なくなってしまった。
メールのやりとりをすることや、電話をかけること。
今まで平然とやってのけたことが
意味をなさないもの、としてワタシの中に新たに植え付けられた。






それはあの人のせいだ、と言いたくはない。
ワタシが好きであの人の側にいて、同じ時間を共有したいと思っていた。
だから、その結果、今のワタシがそんな風にしか考えられなくなったことを
あーだこーだ言った所で何かが変わるわけでもないし
「あんたが悪いの。あんたのせいなの」なんて思ってもいない。
だから、友達に「あの人のせいだよ。あいつ、まだ遊んでるし」なんて言われると
何故か腹が立った。





人のせいにするのはとても簡単だ。
だけど、ワタシは少なからず、あの人と一緒にいて楽しかったし
幸せだなぁと感じる時が確かにあった。
何も知らない人にそう言われることはやっぱり嫌だった。




過去の恋愛を美化しようなんて思っていない。
過去は過去。
ワタシはただあの人に「弱い人」と見下されることだけが嫌だった。





職員と楽しく話しをした。
就職のこと、それがメインだった。
あの施設に就職したい、と思ったのは利用者が好きだから。
あの空間で一緒に働くことが出来たら
きっとワタシは充実して仕事が出来ると感じたから。
秋にあの施設の募集があったら受けようと思った。
大規模な施設のわりにお給料はとても少ないけれど
やりがいを求めて福祉を勉強してきたワタシには
生活出来るだけのお金があればいいと思った。



それなのに・・・バイク雑誌を眺めて
ほしいバイクの値段を見ると「お金ためなきゃ!!」なんて思う。
すごい矛盾が生まれてきたことには、目をつぶっちゃおう。




TOPの更新履歴の調子が悪いなぁ。












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