ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年07月17日(木)
お昼休み、喫煙所で担任に会った。
「あ!そういえば、昨日な
お前が受けたいって言ってた施設の求人きてたよ!」
「え?!あそこって年明けじゃなかったんだ?」
「早く見て来いよ」
授業まであと5分。
求人票がおいてある校舎まで、横断歩道を渡って走れば3分でつく。
吸いかけのタバコを勢いよく灰皿に捨ててダッシュした。
久しぶりに走って、思った以上に息が切れた。
求人票の一番新しいものを探しだして
立ったままめくった。
ゼーゼー言いながら。
どこ?どこ?どこだよ?早く!!
そんな気持ちだった。
真ん中ぐらいでやっと見つけて、急いでコピーしようと思ったとき。
そうえいば、コピーカード持ってきてないじゃん。
ワタシはこういうとき、かなり図々しくなります。
コピー機の前でコピーをしていた女の子の後ろに並んで
「あの、すみません。1枚コピーさせてもらっていいですか?」
こんなことがすぐに言えてしまうのです。
時間がないし、焦ってるし、早く教室に戻らなくちゃだし。
大パニック!!!
女の子は心良くコピーをさせてくれて
ワタシは無事に求人票を手に入れることが出来ました。
今、一番就職したいと思う施設。
辛い思い出を作った人がいる施設。
でも、ワタシは仕事をしたい!と思えるところはここしかないと思っている。
だから受ける。迷ってない。
説明会が26日にある。
この日は・・・花火大会に行く約束をしていた。
「ホラ!花火はここだけじゃないし!行ってこいさ」
そう言われて安心した。
ワタシから「行こう!行こう!」と誘っていた分
ワタシの都合で断ることに引け目を感じていたけれど
そうやって思ってくれる人もいるんだなって安心した。
少し距離が縮んだ気がした。
働きたい、と思える所を見つける人は難しい。
ワタシはそれを見つけてしまった。
そして、行動に出ようとしている。
常識問題を満点でやってのけようと思っています。
作文はびっくりするようなことを書いてやろうと思っています。
面接は堂々としてやろうと思っています。
実習は自分らしくやってやろうと思っています。
3次試験まである。
絶対に内定もらうんだ。
がんばるんだ。
その施設へ一緒に実習に行った工藤ちゃんが今日
魔法使いのあの人の所へ髪を切りに行った。
「今日行くぜー!」
「え?!本当に?…いいなぁー」
ワタシが紹介をして、魔法使いのあの人はとても喜んでくれた。
今夜はメールが来るかな。
なんてことを考えています。
くだらないですが、ワタシには元気をもらえることなのです。
恋の相談を受けた。
ワタシは思った。
「失ってしまった恋、教えてくれてありがとう」