ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年10月25日(土)
内定の喜びをかみしめつつ、今日はお給料日なのでウキウキで受け取りに行って
そのまま美容院へ行ったのです!
久しぶりに魔法使いに会いました。
「就職どう?決まった?」開口一番そのコトバ。
まってました!!!「受かりましたよぉ!」にっこり笑って報告したら
すごくすごく喜んでくれて、「いやぁ良かったぁ」って何度も言ってくれたんだ。
「今日のカットは内定祝いカットだね!!」なんて言われて笑っちゃった。
魔法使いはここ1ヶ月入院していたらしく
少し痩せていて、そして、入院中に伸ばした髭をあごに作ってた。
雰囲気が変わって、優しさも前よりも増えてた気がしたんだ。
前よりも仲良し度がぐんと上がった。
卒業式の袴と髪の毛のセットは必ず魔法使いにやってもらうんだ。
「セットはまかせて!それより卒業できるの?!」なんて冗談言い合って
楽しくカットカット。
髪型は長さを変えないで少しすいて可愛く魔法をかけてもらったよ。
カラーもしたかったけど、あまりにも込みすぎていた店内に圧倒されて
また今度にしてもらうことにして、今日はカットだけ。
前髪もちゃんと切ってもらって、出来上がりー♪
「あとはバイクの免許だね!頑張って!ちゃんと卒業するんだよ!」
見送りにそう言ってもらえて、嬉しかった。
残すは卒研と卒業だけ。
ワタシ社会人になるんだ。実感なんてもちろんない。
でも、着実にワタシの中に何かわからないけれど、
何かこう、しっかりした新しい気持ちが芽生えてる。
これは何だろう?なんだかわくわくする。
いつかは想像を超える日が来るんだ。そう思ってる。
「強がって気ばっかり張ってて、前と違うね。変わったね。
理屈ばっかり並べて、自分ってものを作りすぎてるね。」
そんなことを言われた。
気がつかなかった「ワタシ」、もしくは気がつかないようにしていた「ワタシ」を
当てられたような気がして、何にも言えなかった。
理屈ばっかり並べちゃってるのかぁ。
客観的に言われてるような気がするってこういうことだったのかな。
今まで「ワタシ」ってものを、もっと強くしたかったし
ちょっとやそっとでへこたれるような人になりたくなかったから
「最後に頼れるのはいつだって自分しかいないんだよ」ってコトバを
いつも胸に刻み込んでた。
負けたくない。弱くなりたくない。泣き虫なワタシにさよならしたい。
その思いが強すぎて、今度は逆効果が生まれてしまったみたい。
でもね、落ち込んでなんかいないんだ。
それだけ変われたってことなんだよ。そう思ってる。
毎日会う人に「痩せた?」なんて聞かれても、あんまりわからないのと似てる。
久しぶりに会う人だから、ワタシの変化に気がつく。
ワタシは確実に変われたんだ。
協調性も大事なことは重々わかってる。
でも、「ワタシ」を作り上げていく上で協調性はそこまで大きく必要だと思ってないの。
むしろそれは「学校」とか「バイト先」とかそういう場で発揮出来ればいいと思ってる。
ワタシが変わって離れていく人がいるなら
追いかけることはしない。
それでもいいよって、思うんだ。強がりではなくてね。
今のワタシを愛してくれる友達はいる。そう思ってる。