ニッキ ゆり 【HOME

My追加

2004年01月15日(木)


論文提出完了!!
思った以上のできばえ。
これでもう締め切りに追われる提出物はないなぁ。
よかった。よかった。



学校は嫌いだけど、苦手だけど
今日ほど嫌いに思った日はなかった。
いや、学校というよりも、周りの人たちが苦手なだけなんだろうけれど。


ここだけは相変わらずだなぁ。
あと1ヶ月ちょっとだからワタシはワタシで行こうと思っているけど。




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



午後、久しぶりにミスドへ行った。
お財布は持たずに、500円だけ持って。
金欠なのにミスド行っていいのか?って自問自答。
久しぶりのご褒美だからいいんだぁーい!




ワタシってどんな風に見られてるんだろうなぁ。
午後一からミスドにいて、コーヒー飲みながらタバコ吸ってて
何にも考えずぼけーっとしてる。
フリーターなんかに思われるんだろうなぁと思って少しおかしかった。




お客さんが少なくて、席がいっぱい空いているのに
小さな男の子がワタシの隣の席に座ってお母さんを待っていた。
目が合った。
笑いかけたら「おねーさんなにしてるの?」と聞かれて
「え、あー。なにしてるんだろうねぇ」と答えたら
「じゃんけんしよう」と言われて、吸っていたタバコを消してじゃんけんをした。


何回かじゃんけんをしていたら男の子のお母さんが
子供用のドーナツセットと自分が食べるドーナツと飲み物を持ってやってきた。



「何やってんの」と言って「ほら、あっち行くよ」と男の子に言った。


男の子はじゃんけんをしたかったらしく
席を離れようとしなかった。



「かまいませんから」と困ったような顔をするお母さんに言った。
しぶしぶワタシの隣の席に座って、ドーナツを食べ始めた。
男の子もドーナツを食べ始めた。
ワタシはもてあました手をどうしようかと一瞬迷ってコーヒーを飲もうとした。
コーヒーは飲みきっていて入っていなかった。



何もせずに外を見ていたら
「ちょっと待っててね。急いで食べるから!」と男の子はワタシに言って
一生懸命、味わうでもなく、ただ胃に流し込むようにドーナツを食べ始めた。



食べ終わるとまた「じゃんけんしよう」と言ってきたので
またじゃんけんをした。



何回かじゃんけんをしていたら、男の子のお母さんが
「帰るよ」と言って立ち上がった。



男の子は何も言わずに席を立った。
「おねーさんまたじゃんけんしようね」と言って
すたすた歩いていくお母さんの後ろを小走りでついていった。




男の子は一体なにを目的でじゃんけんがしたかったんだろう。
勝ち負けに喜ぶでもなく、悔しがるでもなく
ただ黙々とじゃんけんをし続けた。



そういえば、男の子とお母さんは何も会話してなかったなぁと思った。
今時の茶色い髪の毛をしたお母さんはどういう思いで男の子とワタシのじゃんけんを見ていたんだろう。



どういう思いですたすたと先にお店を出て行ったしまったんだろう。




男の子はワタシに何か求めていたのかな。





−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−





ねぇ くるみ
この街の景色は君の目にどう映るの?
今の僕はどう見えるの?

ねぇ くるみ
誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんな時はどうしたらいい?


良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている
歯車のひとつにならなくてはなぁ
希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」想像してみるんだよ



ねぇ くるみ
時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば
生きる事は実に容易い

ねぇ くるみ
あれからは一度も涙は流してないよ
でも 本気で笑う事も少ない



どこかで掛け違えてきて 気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに
出会う事で意味が出来たならいい
出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび 迷いもするだろうけど



今以上をいつも欲しがるくせに 変わらない愛を求め歌う
そうして歯車は回る
この必要以上の負担に ギシギシ鈍い音をたてながら
希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう



出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ




元気がない時に、条件無くパワーをくれる元気の源が欲しいんだ。
それは何でもいい。モノでも人でも仕草でも。何でもいい。
そうしたら、今のワタシはもうちょっと踏ん張れる気がするんだ。



欲しがるんじゃなくて、見つけようとしなくちゃいけないと思うんだ。
そう、思うんだけど、先に進めない。





きらきらの人がどんどんわからなくなって
会うことも話すこともメールを読むことも、とても苦しい。
なにを求めて会いに来るのか。
なにをするわけでもなく、テレビを見ていて。
でもそれって、自分の家でも出来るんじゃないかって思って。
「帰って」と言っても、「うん」とか「お腹すかない?」とか
聞いてるのか聞いてないのか、答える気があるのか無いのか
さっぱりわからなくて。



メールを返さないと、電話が来て。
電話に出ないと、ピンポーンと鳴って。



都合のいい人にしないでほしいと思うけど
傷つけたくなくて、言えないまま。
こういうところで弱虫なんだぁ、ワタシ。



誰かは「優しさ」と言うけれど、それは違うの。
そういうのじゃぁないの。



先に進めないのはこういうことか。




自分を責めず、負けた気持ちにならずに
歩いて行きましょう。







BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次