【復活!】ダイエットなDIARY
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♪ららば〜い ひとりで ねむれない よるは〜
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こんばんは。
確定申告の期限が迫ってきた今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
高額医療控除は、薬局のレシートとかの総計でもOKですゾ。
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今日こそは原稿を始めなければと思っていたが、研究所にインドから来賓があり、その講演会に参加してくれとの事なので行ってきた(涙)。
明日も、都内で行われる研究会に行かされそうになったが、それはなんとか断った。
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さて、今日の講演会の内容はガンディーの思想的進化の話。
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インドではサティというかなり残酷な風習がある。
これは寡婦殉死や寡婦焚死と訳される。
どういうことかというと、寡婦(つまり未亡人)は死んだ夫の後を追って、一緒に焼かれなければならない。
しかも生きたまま焼かれるのである。
また、結婚するときに、日本では結納というものがあるが、インドでは花嫁側が持参金をもたせる。
これをダウリーというが、これが異常に高額で、金目当てに結婚をする慣習がどんどん増えてきている。
つまり、この持参金を取るだけとり、あとは花嫁を殺してしまうのだ。
なぜなら、その後再婚すれば、また持参金をもらえるからである。
このダウリー関係で年間に7000人もの女性が殺害されている。
しかもこれは政府の公式発表にもとづく数字なので、氷山の一角であり、実際にはもっと大勢の女性が殺されている。
どう殺すかというと、灯油をかけて、生きながら焼き殺してしまうのである。
大昔の話ではない。
この7000人という数字は、2002年の統計なのである。
詳しくはこちら。
それだけではない。
生まれた赤ん坊が女の子だった場合、すぐに殺してしまうという慣習も根強く残っており、実際に殺されている。
何故それが分かるかといえば、インドの人口では男性と女性が半々だからである。
半々のどこがおかしいかといえば、実はこれは非常にアンバランスな数値だからだ。
なぜなら、生物学的に行って女性のほうが男性よりも強く長寿なので、どこの国でも女性のほうが数が多いハズだからである。
さて、何故、こんなことが起るかといえば原因はさまざまであるが、もとも根本的にはヒンドゥー教のヴァルナ思想にあるという。
簡単に言うと女性は生まれながらにして卑しく、穢れた生き物だというのものである。
カースト制も基本的にはこの思想がベースにあるといわれている。
しかし、これは非常に根強く、インドの文化の基本になっているもので、その撤廃は難しいという。
ともあれ、ガンジーは、晩年、こういったヴァルナ思想までをも批判し、改革を訴えたという。
それゆえ、保守派の若者によって暗殺されてしまった。
アメリカで黒人の公民権運動の指導者だったキング牧師も最後は暗殺されている。
英語で、Only the good die young.(善人ばかりが早死にする=長生きするのは悪人だけ)という言葉あるが、まさに人間社会はその通りなのかもしれない。
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今日は運動も計測もお休みだ。
明日こそ、オレは原稿モードに入っているだろう。
でなきゃやばいッス。
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