2005年06月15日(水)
ここんところ朝起きて窓を開けるとほのかに漂白剤のニホヒがしていて
以前漫画で【漂白剤の匂いはセロリの匂い、セロリの匂いは某体液の匂い】
何てユーうろ覚えではありますがそのような台詞を読んだ覚えがあり
何で窓を開けると漂白剤なのかと一番最初の時だけ2秒ほど悩んだのですが
今は昔の思春期時代にティーンズ雑誌で仕入れた情報と照らし合わせて
この漂白剤のニホヒは間違いなく目の前の栗畑のニホヒだと判断したオレです、こばにゃっ!
何かいつもにも増して脈略の無い前フリが長いようだが気にすんなっつー感じですけど
あー、冬の間は丸坊主状態だった栗の木に 季節の移り変わりと共に
ざわざわと緑が生い茂ってきて 今では浅黄色の稲穂状の花が咲いております。
栗畑つっても 多分目測で測るに200坪〜300坪レヴェルの空き地状態でもって
まぁ間違いなく土地を遊ばせるのも何だかなと思った地主さんが
元々なのか後からなのか、とにかく何となく栗の木を植えたのであろう、
そのようなオレの自分勝手な憶測の元 栗の木は大した手間も無く育っているようで
オレがこの部屋に本命と二人で荷物を積み込んだ8月の末には
青いながらもとげとげの栗の実がやわやわとした状態で実っており
入籍から挙式までの間にはやわやわの青い実はとげとげのこげ茶に変わり
新婚旅行・各実家に里帰りを終えたあと、本命の冬コートを新調する頃には
茶色く枯れたような葉っぱも全て残らず舞い落ちて、落葉樹ここに極まれり的な
そのような雰囲気でもって殺風景なイメージでただそこに立っていた栗の木だったのですが。
何が言いたいのかと言いますと、季節は順調に巡っている次第でありまして
1年365日が何度繰り返されようとも同じ日は1日たりとて無い、
そんな当たり前の事くらいわかってんだっつーのとか思いながらも
夏の終わりに引っ越して来てから24節季のうちの20節季をここで迎えてる事に
今更ながらに気付いたりして何だかちょっぴり感慨深く思ってみたり。
本命と二人で、この土地で生きて暮らして馴染んで
毎朝毎朝カーテンを開けるたびに少しずつ季節が移っていて
それは気付かないスピードではあるのだけれども間違いない速度で
そんな事をふと真面目に考えたりするたびに 移り変わるこの季節が
間違いなく本命と二人で歩み進んでる現在進行形の証なんだなぁとか何とか
そのようにチョロリとロマンティシズム溢れる思いで目の前の光景を眺めています。
まぁ今日はいかにも梅雨空っぽい雰囲気で雨だけど。肌寒いけど。本命居ないけど。
本命が本日は外泊出張なのでオレ一人ぼっちなのでしんみりしてみるヲトメ心。
はっ もう一人じゃないんだけどさっ 今日はちびもそこまで暴れねぇからツマンネ。
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