ナ イ シ ョ バ ナ シ
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夕方、家に帰ってきてベットに転がったらそのまま寝てしまった。
夢を見た。 赤ちゃんが生まれた夢だった。
病院で、甥だか姪だかわからないけれど、とにかく、赤ちゃんを抱っこして
あやしていた。 すると赤ちゃんが目を開く。
にっこり笑った。 すんごく可愛かった。 ←叔母ばか
目の白目の部分が蒼みがかって、とても綺麗に澄んでいた。
それを見た途端、あぁ、この子はまだ何もしらないんだ。
世の中の醜い事なんか、片鱗も知らないんだ。
だからこんなに綺麗な目をしてるんだ。 ってなぜだか思った。
それと対照に私の目は赤く濁っていたような気がする。
私も、何か汚いものを片鱗でも見ているのだろうか。
まあ、汚いものは自分自身かもしれないけれど(苦笑)
でもそのときは、赤ちゃんを汚れから守ってやりたいって思ってた。
この世の煩わしい事なんか知らないで、無垢なままで。白いままで。
ずっとこの手に抱いていたいと思った。
それほど感触がリアルで。 夢だとわかった時は、少し、残念だったな・・。
目が覚めたときの、あの腕の寂しさ。。
あの柔らかな感触とぬくもりはどこへ消えたんだろう。
はやく、赤ちゃん欲しいなぁ。
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