ナ イ シ ョ バ ナ シ
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あまりにも早く早くと急ぎすぎて、
周りのものを見落としていた。
急げば急ぐほど、時はゆっくり過ぎてって
『なんで私だけが・・』ってイラついてばかりだった。
結局私は、自分しか見えてなかったよ。
周りのキラキラ光る素晴らしいもの達を
すべてつまらないガラクタと決め込んで
勝手に暴走しては、あちこちの壁にぶつかってばかりだった。
何で気づけなかったんだろうね。
ちょっと立ち止まれば、スピードを緩めれば
ただ線となって流れてゆく景色が
たちまち形を取り戻し、近道とか楽しい道、運命共同体の道(謎)
を教えてくれていたのに。
偶にはさ、肩の力を抜いて、とろんと眠るのも大切なんだよね。
いつか空いっぱいに大輪の花を咲かす事を夢見ながら
少しずつ、太い茎や豊かな青い葉を茂らせる。
そんな時期なんだよね。
まだまだ準備段階なんだよね。
だから、焦る必要なんか全然ない。
今しか出来ない事をしよう。
今やりたい事をきちんとやろう。
背筋を真っ直ぐ伸ばして、顔をしっかり上げて
逢いたい人に逢いに行こう、毎日を過ごそう。
時を羨むんじゃなくて、楽しむ。
変わっていく自分を楽しむ。
それぐらい余裕のある自分でいたい。
たとえ年よりくさい考えだと言われようが、まあいいや。
いつか年相応になるから。
それまではどうか自分よ、ブギーなままで。(笑)
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