きりん手帖
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きりんの娘は現在小二。 きりんに似てとっても(いや、少しだけ)音痴。 そんな娘が来週の「学校へ行こう週間」を前に
「ぜひぜひ音楽の授業をみてほしーなー」
とのたまう。 なんでやねん。 何か合奏でもするのかと思いきや
「あのねー。○○(娘の名)はねー。いっつも ものすごーーーく大きな声で歌ってるんだよ〜♪」
・・・そうなんだ。 ハハはちょっと恥ずかしいぞ。 しかも、ものすごいがなり声を披露しているらしい。 フツー女の子はしないよな。(←差別発言) あなたはもしや自分だけ音程がずれていても気づいて いないのでは? 心配になって聞いてみる。
「ねーねー。周りの子からさ。ウルサイって言われない?」
娘もちょっと考える。
「ああ。そういえばね。みんなが歌っているとき、先生が順番に みんなの机の周りを歩いてきてね。歌が終わりそうなときに丁度 ○○の席にきてね。 『○○さん、声はだいじょうぶですか?』 って聞いてたよー」
・・・ここで3分間爆笑の渦に巻き込まれるきりん。
「ね、ね、それはさ。先生、ほんとは 『もうちょっときれいな声で歌いましょう』 って言いたかったんじゃないの?」
「ええーそうかなあ」
なんとも平和な小学校生活である。
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