きりん手帖
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2004年10月13日(水) 食いしん坊

昼前、外出先からそのまま幼稚園のお迎えに行く。
途中小学校の前を通過する頃に携帯に着信。
ムスメの担任の先生だ。をを、気づいてよかった。
(先月、ムスメが怪我をしたときも携帯に連絡いただいたものの
マナーモードにしていて3時間ほど気づかなかった前科あり)

先生「今3時間目が終わったところなのですが、熱が37度5分あります。」

あちゃー。
実は夕べ37度7分あったのだが、今朝は37度ちょうどだったので
送り出してしまったのだ。

先生「早退したほうがいいと思うのですが、本人は是非給食を食べてから
   帰りたいと言っています。」

はああ????

先生「ですので、1時頃お迎えにきていただけませんか」
 
電話を受けた場所は小学校の目と鼻の先。時間は11時40分。
これから長男を幼稚園に迎えに行き、帰宅後マッハで昼食、午後からは
保健センターで次男のポリオ接種の予定だ。
今、小学校をスルーして1時にまた迎えにくるのは時間のロスが多すぎる。
(きりん家から学校は徒歩20分ほど、保健センターは電車で1駅)

きりん「あの〜。今、学校の近くにいますので寄ります。」
先生 「ああ、そうですね。○○(ムスメの名)さんもお母さんの顔をみれば
    帰りたくなるかもしれません。」

で、長男のお迎え時間も迫っていたのでダッシュで教室へ。
ムスメは、明らかにかったるそうな顔つきで国語の授業を受けていた。
きりんの登場に気づいた先生がムスメを呼んでくれる。

きりん「○○、熱あるの?迎えに来たから帰ろう」
ムスメ「えええええ。給食食べたい〜〜〜〜〜〜」

うう。まだ言ってるよ。

きりん「えー。お母さん、また迎えにくるのやだよー」
先生 「大変ですか」

ええ、ええ、大変ですとも〜。

先生「では○○さん、これからどんどん熱が上がるかもしれませんし
   早くに帰ったほうが、また早くに登校できますよ」

をを!さすが先生。自分の都合だけでムスメを説得しようとするきりん
とは大違い(笑)ちゃんとムスメの立場にたった意見だ〜。

ムスメ「ええ〜。食べたい。。。」

おみゃーは、ほんとに具合が悪いのか????

きりん「ね、ね、おうちでおいしいもの食べようよー」

先生の手前、怒りたい気持ちをぐっと押さえてすりよってみると、しぶしぶ
ムスメも帰宅に同意。やれやれ。

結局、交渉に手間取ったため幼稚園のお迎えにも遅れ、また交渉中たまたま
下足室で出会ったMさんにベビーカーで爆睡中の次男をみていてもらい、
更には幼稚園まで走らせ長男も一緒にピックアップしてもらった。
あああああ。ごめんなさい&ありがとう。このご恩は忘れません。
(Mさんちとは上2人の学年が同じなのだ)

日頃、給食を楽しみに学校に通っているムスメ。
おかわりしない日はないという。
おいしい給食、ありがたや。
でもね、でもね。具合が悪い日はさっさと帰りましょう。
頼むぜ。


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