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気付かない残虐性 - 2001年02月26日(月)

今日は、明日の責了に向けていつも通り、責了前のバタバタした一日。
今回は少しいつもと特集の形態が違うため、手順がややこしい。
しかも、上司はややこしい方だけを押し付けてくるし。で、自分で勝手に混乱してる。

いいんだけどね。別に。
今までなかったミスも、結構している。私もミスはするから人のことはもちろん言えないんだけれど。
今まで見落としてはいなかっただろう些細なミスを、今回上司は結構見落としている。で、その見落としたミスのフォローを部下の私がする。
執筆者の先生も混乱するだろうなあ、なんて考える。

やる気がないのは構わないんだけど。
それならそれで、手を出さないでいて欲しい、なんてちょっと生意気なことを考えてしまう。
すいません。

責了作業をしながら考えるのは、相変わらずのあのメールについて。

あの子の言う「不思議な関係」とは、「つきあう手前の関係」というのではなく、「あの子と、あの子の鏡の役割をしていた『私』の関係」のことだったのではないかと、最近思う。

あの子が話をしているのも、メールを送っているのも、『私』ではなく、『あの子の鏡』である私にではないのだろうか。
だからこそ、私の気持ちはあの子には関係がなかった。私がした質問や、要求はほとんどが無視されていた。いつも、あの子からの一方的な話で終わっていた。

彼が欲しかったのは、私ではなくて、『自分に似ている私』。
自分の話を黙って聞いてくれる。
自分を否定しない。
自分に同意する。
そういう「もう1人の自分」

けれど、彼は忘れている。
私は「彼」ではないことを。私にも感情はあるということを。

「友達」なら、彼の愚痴も、迷いも、すべて聞かなければいけないでしょうか?
私は、彼と「友達」に戻りたかったのでしょうか?
いつ、私はそれを望んだのでしょうか。

彼との「不思議な関係」は彼自身の言葉で、終わらせたはずなのに。
今度は「友達」と言う言葉に変化してその関係は今も続いているのかもしれない。

そして、「区切りをつける」とそう自分で言った彼がそのことには気付いていない。
そんな彼の残酷な無邪気さは、今も私を傷つけているのに。

それでも、私はまだあのメールの返事を考えている。





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