![]() |
驚きと、切なさと、笑いが混じった一日 - 2001年03月24日(土) なんて忙しい日だったんだろう・・・。 周囲に、新しい生活を始める人が多いおかげで、3月は何かとイベントが多くなる。 すぐには会えなくなる距離に離れる人もいるから、あまり楽しいイベントばかりではないんだけれど。 とりあえず、昼間は会社にいっていました。 記事を仕上げなければならないため。早く書かなきゃいというのは分かっているのに、やっぱりいつも遅くなる。ぎりぎりになってしまうんだなあ。これが。 記事を書いている途中に「地震!」という同僚の声。 確かに、揺れている。結構強く揺れているように感じたのは3階のせいかもしれない。しかも、長い間揺れていた。 震源地は広島の方なのだと、メールで今日会社に来るはずだったけれど、来なかった同僚が教えてくれた。 このときは、それほどひどい地震だとは思ってなかった。 が、後でニュースを見て驚く。 7時30すぎに会社を出、専門学校へ向かう。 無事に、希望職種に就けた友人たちが、来週からその赴任先へと引っ越しをする。知り合って、まだ2,3年くらいしかたたないけれど、その間にもう何度会ったかしれない。 色んな話をし、色んなことがあった。 お世話になった先生も含めて最後に会おう、ということになったため、無理矢理この日に予定を入れたのだ。 本当は、会いたくない気持ちも、あった。 会うとどうしてもあの子のことを思い出す。多分、話題に出てくる。 だから、本当は迷ってもいたのだけれど、やっぱり、最後に「よかったね、おめでとう」は言いたかった。 多分、もう会うことがないだろうから。 はっきり言って、油断してた。 「もう平気」 ちょっと、強がりもあるけれど、そう思っていたから。 でも、やっぱりまだ、完全ではないのも、どこかで分かっていたのだと思う。 飲み会が始まる前に、電話が入ったということを、友達から聞いた。 先月、ローテーション休暇で帰ってきてたときに、会ったという話しも、聞いた。 別の友達には、飲み会の最中に、電話がかかってきてた。 また別の友達からは、彼から電話がかかってきたときに話していた話も聞いた。 それとなく、みんなに「辞めたがってなかった?」 って聞いたら、全員が「そんなことは言ってなかった」との答え。「だいじょうぶちゃうかな」という声も聞いた。 私に話していることが本当なのか、彼らに話していないだけなのか、私には分からない。 彼らに話していないことを話しているのだとしたら、まだやっぱりそれを「嬉しい」と思ってしまう自分が、いた。 ある1人が言った。私は新しい携帯番号を、彼らに教えていなかった話をしていたとき、その子はあの子に私の携帯番号を知らないか、メールで聞いたのだそう。そしたら、彼からの返事は「俺も知らない。知りたいんだけど」というのが返ってきたのだそう。 「知りたがってたよ」って、その子は言った。 私の携帯番号を、あの子が知りたがっている。 本当に知りたがっているのだとは、思えないけれど(知る方法なら、私に直接メールで聞くこともできたし。「携帯変えた?」って聞かれて「うん」としか答えなかったこともあったけれど、それなら「番号教えて」って言えばよかったんだよ)、それでも、少し、その言葉を嬉しく思う。 何となく、不思議な気分を残したまま、11時ごろに別れて、次は中学の友人たちとの呑み会へ。 友達の家での呑み会。途中、いつもその飲み会に参加する人に車で拾ってもらった。 良かった、今日この友人たちに会えて。 4月に結婚する友人を記念しての呑み会だけれど。やっぱり、彼女たちに会うのはホットする。 ひとしきり、思い出話をしたり、今までの飲み会で面白かったことを話したり、それぞれの話をしたり。 彼女たちによると、私は「知れば知るほど不思議」になるんだって。 なんでかな。 既に結婚をしている友人は、明け方の5時に帰り、今度結婚する友人が、旦那(籍はもう入れてある)に迎えに来てもらい(旦那は別で麻雀をしていたらしい・・・)、既に結婚している友人を送っていった。 その後、残った友人と二人でしばらく話した後、二人ともしばしの睡眠をとる。 7時半くらいに、だいぶ前から熟睡していた私を車で拾ってくれた人が帰るというので、一緒に乗っけていってもらう。 長い、長い、今日の一日は、ようやく終わる。 驚きと、切なさと、笑いとがいっぱい混じった一日。 多分、もうこんな日は、ないかな。 -
|
![]() |
![]() |