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名古屋出張です - 2001年07月23日(月)

今日から1泊二日で名古屋です。
まずは午前中は病院での取材です。
はっきり言って、今まで一番「中途半端」な施設でした(笑)。

全然何もしているでもなく、何かをやっているでもなく・・・。ちょっと、記事を書くのが不安になる施設でしたが、それでも、ひとりひとりに聞く話、そして、それを話してくれる人たちの顔は、みな生き生きとしていました。
なんとかなるでしょう。

そして、午後からは、学会の取材へ。
私にとって、初の国際学会です。学会の内容は、世界各国の移植コーディネータのための学会。
この学会は直前までバタバタしていたのでないようがほとんど把握できないままでの取材となってしまいました。
先に取材に行っていた同僚からもらった朝のメールによると、とりあえず抄録(もちろん英語)と、同時通訳はあるらしい、ということがわかったのでとりあえずは安心。

会場には割とちらほらと日本人の姿も見えましたが、やはり、国際学会。インターナショナルな様子です。
ああ、もっと真面目に英語をしておけばよかったな、もっと上手に英会話ができればよかったな・・・などと思ってしまいます。

一日目の内容は、コーディネーターが、どのように家族、患者に介入して行くかという点に重点が置かれていました。
しかし、一概にコーディネーターと言っても、世界各国で立場はまったく変わります。国から認められているもの、州単位で認められれているもの、病院単位で認められているもの、
給与体制や勤務体制にしても、移植コーディネータ専属でしている人もいれば、他の業務と兼務でしている人もいます。

「科学」を根拠にする医療のはずなのに、それを支えているのが「習慣」と「ボランティア」だというのが、この業界を見てきてまだ日が浅い私の感想です。
それでも、これから良くなって行く、良くなろうとしている、そして何より、現場の人たちが良くしようとしているのが感じられる内容で、一日目は終了しました。

夜は、同僚とご飯です。
ホテル近くの居酒屋で食事です。
私は、この同僚が大好きです。特によく話すというわけでも、ご飯を食べに行くというわけでもないのだけれど、彼女のもつ、人を楽しくする雰囲気が、私はとても大好きです。
そういうものは、その人独自のものだから。天性のものだから、私が欲しくても、手に入れられないものだから。

この時期に、彼女と一緒の出張で良かった。




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