睫毛
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2002年05月28日(火) 喉。

この声は何のためにあるのか

この腕は何ためにあるのか

この命は何のためにあるのか

日日考えない日はありません。



涙を堪えるのが精一杯で

それ以上言葉も浮かびませんでした。

あなたは気付かなかったかもしれないけれど。

あたしが気付かないように

あなたもあたしには気付かない。



伝えたい気持ちは山ほどあるけれど

伝えたい言葉はそんなになくて

言いたい言葉もそんなになくて

電波に乗せる言葉は価値がないのかもしれません。

それでも言葉なくして心は繋がったままでいられますか?



悲痛な歌を歌ってみても

夕日が嫌いだと背を向けても

この現状には何も変化がなくて

あたしの悩みは何一つ解決しないし

あたしの悩みは増えるばかりで閉じ込められるのです。



形にならない気持ちと

言葉にならない気持ちを押し殺して

あたしはどこへ向かえばよいのでしょうか。

あたしにも選択肢はあるのでしょうか。



あたしがどこかに行くか

あたしが消えるか

あたし以外の全ての人がどこかへ行くか

あたし以外の全ての人が消えてくれたら

答えは生まれてくるのです。


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