赤睫毛
目次|戻|進
気がつけば 君への想いは 君よりも重いのではないかと感じるほどに膨らみ
我儘で贅沢な私は 私への想いは 私よりも重いものであってほしいと考える
君がどれだけ好きだと言葉にしてくれても 私は不満足なのだ
私が君の中の一番好きな人であっても 私が君の中の一番になることはできない
分かっていても 自分を棚に上げても 君が謝っても 私は不満足なのだ
四六時中私のことを考えて 四六時中私を欲してほしい
四六時中も私は君のことを考えないかもしれないけれど 四六時中も私の事ばかり考えている君を好きでいられないかもしれないけれど
|