【とにかく日記。】
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人と競うということが あまり得意ではなかった私。
まぁ小中学校時代は ある意味多少目立っていたので 競う相手が見つけやすく、負けたくない気持ちはあったと思う。
高校では自分が人並みだってことを思い知らされたし 大学じゃもっと埋もれてたし。 それでも人と比較する気持ちがゼロだったわけではないけど 無理をするとか意地を張るとか、あんまり記憶にない。
働き始めてみれば今度は 周りは少なくとも10〜30歳年上の人ばかりだし しかも自分はあれもこれもできないし、で比べようがない。
もちろん「1人前になりたい」という意味での 無理とか意地とかはたくさんあったけど 具体的に「あの人よりは」とかいう気持ちは全くなかった。
今はそれがある。 自覚してなかったけど、やっぱり大きな存在なんだなぁ。 同僚…と言っていいものかどうか、 でも先輩とも後輩とも言えないし。 そんな微妙な立場。
出会ってすぐ、確かに 自分にはない力を持っている人だと思った。 同業として尊敬できる人だ。
でも絶対に負けたくない、とも思っている。
そんな自分に気づいた日。
…厳密にいうとあまり相対的な意味合いは強くなくて 負けないぐらい成長してやる、程度なんだけどさ。
やっぱり同期の存在って大きいんだろうな。 羨ましい。
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