今日は　ホームヘルパーの修了式。
６月から始まった講習も　おしまいである。
面白かったり　眠かったりした講義で
頭に詰め込んだり　覚えきれなかった知識も
８日間の演習を経て　体得したかと思いきや
４日間の大変な実習を体験してみると
現場の厳しさが　身に沁みる日々であった。

生前の父の介護には　ほんの僅かの間しか
関わることは出来なかったのだけれど
もっと以前から　こうした知識があれば
父の身になって　介護できたのでは・・・と
講習を受けながら　何度　思ったことだろう。

介護の現場は　過酷である。
端から見ると　冷たかったり　粗雑だったり
ショッキングな場面に　遭遇したりもするけれど
ひとりひとりを　よく理解した上での対応で
信頼関係が　結ばれているからこそ
作業ではない　ケアが実践されるのだ。

怒鳴られたり　些細なことに感謝されたり
ダイエットの指南まで　していただいたり
同じような話ばかり　繰り返す中でも
多くの生き様を垣間見　多くの笑顔に接し
心に　大きな財産を　いただいたような気がする。

理想と現実の違いを　目の当たりにした私に
果たして　現場に立つ日は　来るのだろうか？
今すぐにでも・・・とは考えていない。
ボランティアなら−と考えないこともないけれど
そう思うこと自体　甘いような気がする。

ちょっとばかり　真面目路線になったけれど
めでたく　ホームヘルパー２級講習修了！！
会場を出た後は　ノリの良い（？）１９人で
打ち上げのランチへ　Ｇｏ−♪
共に苦労を分かち合い　語り合える仲間との
真昼のビールの味は　また　格別だったワ！

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