2004年02月07日(土) |
作家がつむぎ出すもの。。漫画家的日記 |
小説家は 言葉を吐き出さずには いられないんだろうね。
カイコの幼虫が、口から絹糸をはき続けて、繭を形づくるように。 書かずには前に進めない、言葉の職人達。
中島らも、「世界で一番美しい病気」ランティエ叢書
エリック・メイゼル「眠っているあいだに すべては解決できる」主婦の友社
夏樹静子「乗り遅れた女」新潮文庫 「心療内科を訪ねて」新潮社
矢口高雄「ボクの手塚治虫」講談社文庫
重松清「疾走」 「愛妻日記」
☆☆☆☆☆アリス・シーボルト「ラブリーボーン」アーティストハウス
どれこれも面白いですが、 職人的小説家、重松清氏のは、どの作品も まちがいなく買ってソンはありません。 非常に多作である氏、ペンネームを変えて、あちこちにも書いたという。 「愛妻日記」は、名前を変えて書いた一つ、 刺激的な官能小説です。試しに一冊どうぞ。日本の人口増えるかも・・?(* ̄m ̄)
アリス・シーボルト、
これがデビュー作とは信じられない。
無惨に殺された14歳の少女が、残された愛する家族をずっと見守り続ける。 言葉は優しく降り続ける雨のようでもあり 美しい風景と人間が いとしく、全編 愛に満ちています。
青春小説でもあり、家族小説でもあり、犯人を追うミステリーでもあり、完成度の高さで各方面で絶賛されています。 全米で250万部売れた超ベストセラー。
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