おきなぐさ 宮澤賢治 風はそらをふき そのなごりは草をふく おきなぐさ 冠毛の質直 松とくるみは宙に立ち (どこのくるみの木にも いまみな金のあかごがぶらさがる) ああ黒しゃつぽのかなしさ おきなぐさのはなをのせれば 幾きれうかぶ光酸の雲春の岩手山