キクザキイチゲ その2

オールドローズ、「ロサ・ムンデイ」の足下に咲きます。
このところ営業で忙しくて、更新もままなりません。
「北の国の花っこ」
出版後はいろいろ 厳しいご意見もいただいておりますが
ばら会の長老様達に喜んでいただけたのが
自分では何よりの喜びとなっています。
編集後記があればよかった、とのご意見もあります。
私自身のコメントを入れてしまうと
「完成までのこの一年間大変だった、つらかった」と
こぼしてしまいそうで
文章にはできなかったのです。
どんなものができるか まったく見えない、と言われました。
そりゃあそうです、誰も作ってない物を作りたかったのですから。
真っ向から反対する方も多く現れました。
「無理だ、できっこない、絶対無理だ」
「そんなことは いますぐやめなさい!」
と何度も言われました。
私は漫画家です。
漫画家は まだ誰も書いてない物語を探すのが仕事です。
絵を描くことではなく「発想」こそが 漫画家の命なのです。
それが見つけられなくなったら おしまいです。
30年も漫画を描き続け、
私は自分がもうおしまいなのか、どうなのか
この頃は、それをよく考えます。
発想ができなくなって、
描きたいストーリーがなくなってしまったのか。
いいえ、描きたいものは、まだまだこの岩手に
無造作に道ばたに転がっています。
だれも描いてない物語、誰も気が付いてないストーリー。
「北の国の花っこ」も その一つの作品です。
この小冊子を読んだ方が
ここに何か物語を感じて頂けたら嬉しいです。
漫画家の発想だけは、誰にも止められません。
それをやめろと言われるのは
私の存在の否定でしかありません。
どんなに未熟であっても、形に残さずにはいられません。
それが「エゴ」といわれても、仕方のないものだと自分では
思っています
制作に快くご賛同くださった著名な方々
支えて下さった方々、
発売と同時にご注文くださった方々お一人ずつに
心から感謝の気持ちを申しあげます。
本当にありがとうございました。