TALES OF ROSES

2007年07月13日(金) 洗剤が向こうから

洗剤が切れて、買いに行こうと思っていた雨の日。

知人から「昼頃いく、ずっといるよね」の電話あり。

昼頃とは いったい何時を意味するのか・・・
人によっては午前10時ぐらいから「昼頃」と言える。

洗剤を買いに行けず、悶々としていると ピンポ〜ン!

「は〜い!」と知人と思って明るくドアを開けたら

玄関先に知らない若い女の子。

ラップを2本にょっきり突き出して にっこり。

「ア○パラ倶楽部ってご存じですか〜?」

「ああ、A新聞ね。新聞はとらないから。」


自慢じゃないが、勧誘撃退には自信あり、セールスにも絶対負けない。

A新聞は 今年からきっぱりとらなくなってる。

「そんなあ、オカアサン!お願いします。雨の中ドアを開けてくれたのは
  オカアサンが初めてなんです。
 アタシ北海道から盛岡来て ほんとに知らない人だらけで、
みんなドアも開けてくれない、話も聞いてもらえないんです。
 もう助けてください。3ヶ月でいいんです。
3ヶ月だけで。お願いします。
オカアサン、お願いします、ムスメだと思って!!!!。」



いつからこんな娘ができたのだ、

「オカアサン」にも笑ったが
「ムスメだと思って!!!」の連呼には
腹を抱えて大笑いしてしまった・・・・

で、負けた。

3ヶ月だけ とることにしました。

彼女半泣きで 
「アタシ もう泣きそうです、オカアサンありがとうございます
アリガトウゴザイマス!!!!オカアサン」と言って
大きなトートバッグの中から
「これどうぞ、これも これも全部あげます〜〜〜〜〜!!」と

ラップ2本、キッチンペーパー2本セット、ティッシュボックス、
台所洗剤2本、
トイレクリーナー、そしてメーカー品の洗濯洗剤一箱。

「洗剤・・今、買いに行こうと思ってたの」と言うと

「運命ですよ、運命ですね!!オカアサン!!」と
彼女はにっこり笑って立ち去ったのでした。


人助けをしたような ミョーな心持ちなのですが

彼女はこうして営業する凄腕なのかもなあ。。。とも

思ったのでした。


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