日々言葉記録...しるこ

 

 

高校選手権 - 2002年01月05日(土)

とても近所で試合が行われているので、毎年その会場での試合を観戦することにしている。あっという間にベスト8までいってしまった。
今年は、どの試合も結構まったりとしていて、特に目を見張る選手やチームが今のところない。
プロ入りする選手が6人もいるらしい、前橋育英をまだ見ていないからよぅ、といわれるかもしれないけど、何となく今年は大学生のプロ入団が多い理由が理解出来る気がする。

そんな中でも、岐阜工業のFWの片桐(9番)にちょっと注目。
市立船橋との試合で2得点したのだけど、試合も終わりに近づいた残り15分くらいからおよそ15分間、彼だけを見て過ごしてしまった。身体も大きくはないし、目立つプレーをするわけではないのだけど、ずっと注目して見ていても飽きない。たぶん注目して見ていないと気がつかないと思う。
2得点もとったので、「へぇ〜」と思って注目してみた程だから。

ものすごく力強いFWという感じ、これは当たりの強さとか身体の強さというのではなく、プレーの強さとかボールをゴールまで持っていく動きの強引さとか、そういうもの、、説明しずらいなぁ〜。
見ていて飽きないというのは、今度はどうやってボールを受けるんだろう、とか、そのマークをどうやって外して前に進むのだろうとか、どこでシュートを打つんだろうとか、そういうわくわく感。
もう一回見たい、今度は80分ちゃんと!
そう思った選手は本当に久しぶりだったから、岐阜工業が勝ち上がった時にはうれしかった。

将来はプロ入りするだろう選手とか代表歴のある選手とか、そういう選手を見ることより、こうやって何となく見かけてもう一度見たいな、と思える選手に出会えるのが高校サッカーに限らず、学生サッカー観戦の醍醐味であり、楽しみなんだなぁ。


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