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2001年12月15日(土) ■ |
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突然ネットに繋げなくなりまして; |
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出勤前の(笑)電車にて。
クリスマスに向けての聖歌隊練習は9時から始まってるんですが、 最初のうちは伴奏と合わせが無いからうちで練習しとこうとか、 て言うか今日は起きたら9時だったんですが(爆) 10時半頃の快速に乗り、多少混んでいたので吊革に掴まって。 ふと、視線を感じると(推定)二歳児、お母さんに抱っこされるにはでかいけど 下に下ろす訳にも行かないくらいのお子様がコチラを見てニコーッと笑ってる。 …まあ私の顔は元からパンダやらアライグマやらに似てるらしいから、こんな事はよくある。 ちょっとお母さんの陰に隠れてコチラを覗き見たり、そっぽ向いてちらりと振り返ったり。 まあなんつーか、可愛いんですけど。「お姉ちゃん」とか呼んでくれたり。
私はと言えば、普段ならニヤリと笑い返すんですが(それも果たしてどうよ?) その時はたまたま、 イヤだなあ。 行きたくないなあ。 めんどくさい。 先生に向けてキレてしまったのに。 って言うか後輩泣かしちゃったし。(お前ッ) ああッその後輩に貸したハンカチどうしよう…。 とか、とか、平たく言えば醜い思いばかりが溢れていたので、 笑い返そうにもぎこちなく、顔の筋肉が引きつるばかり。それでも果敢に笑う。 それでもその少年(多分)を見ていると、そんな汚くなった心の内がほんの少し浄化されるような。
ああ、人間と言うのはこんなにも純粋な存在なのに。 いつのまに、こんなに醜くなってしまうんだろう。 心の中は汚れて荒んでこんなにも邪気に塗れてしまった。 それとも今目の前であどけなく微笑んでいる子供が既に、 「無邪気」を被った「邪気」を身に纏っているんだろうか。 心の中が洗濯できればいいのに。 そうすればもう少し優しく、生きていく事が出来るのに。 …ねえ?
…なんてボンヤリ考えつつ。 心の洗濯なんてものは、こうして眉間に皺を寄せてた時にふと笑ったりなんてした時に、 きっと少し出来てると思うんだけど。 頑を張り詰めてた時、なんだか寂しくなった時にふと笑えたそんな時にね。 それが「息抜き」かなあ。 とりあえず、今の僕の頭にはきっとα波が出てたと思う。
さて、もう少し頑張るぞ。
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