趨向夢

2005年06月01日(水) もう1度君に会いたい


タイミングが合わなくて付き逢う事が出来なかった人がいた。
私が好きだった時、彼は私に興味がなくて。
彼が私を好きだと言ってくれた時には私はもう陸と付き合ってた。

友達として遊んでた時。本当に気の合う仲間だった。
24時間の居酒屋を見て2人でゲラゲラ笑い
「真昼間から入る人なんているのかなー」
と言った2人が昼間の3時からその居酒屋で酒盛りを始める(笑)。
2人の好きな日本酒で、ほっけとまぐろ納豆をつまみながら
「おっさんみたいだね」
とまたゲラゲラ笑う。一緒にいると居心地が良かった。

気持ちを聞かされた時、すごくすごく迷った。
「二股でもいいから付き合って欲しい」
って。そんな事言っちゃダメだよって言ったけど聞いてくれなかったね。
迷ったけれど、やっぱり私の中では陸の存在が大きくて。
付き合えないと言う答えしか出てこなかった。
今は二股でもいいと思うかもしれないけれど、いつかきっと
そんな状態で満足できなくなる時がくるもの。

「今までみたいに友達で」
と言う言葉も飲み込んだ。友達でいたかったけど、この言葉で
期待を持たせたら悪いと思って最後の最後まで言わなかった。

その後、彼女が出来て結婚した事も本人から聞いた。
それっきり連絡はない。私からも取ってない。
今でもたまにかかってくる真夜中の非通知の電話はあの人かなーと
思ってしまう。きっと違うんだけどね(笑)。
非通知を拒否してる私には確認のしようも無いし。
また拒否を解除するつもりもない。

もう1度君に会いたい。今なら、前のように気の合う友達に
なれるような気がする。ねぇ、そう思わない?
そう思うのはやっぱり私だけなのかな。


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ゆう